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おきらく★きまぐれ★陶芸日記
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カップの群れ~。
2009年 05月 20日 |
カップの群れ~。_b0045281_1342560.jpg
はい、やっとこ今年5回目の(笑)更新です。
またしても1ヶ月以上放置でした~あ~あ。

何だかんだで、教室には毎月2~3度コツコツと通ってはおりますので、ここにきて作品も大分溜まってきました。
特に増えたのが、このカップ群(!)
K三氏が陶芸をやっているのを耳にした会社の人からの「ビアマグでも作ってよ」という依頼に応えるべく、また今まで皿とか鉢とか丼ばっか作ってたもんで、「筒モノ修行」と称して作り続けているんですが・・・
かな~り、悪戦苦闘しております。
それならと、私も真似して作り始めたんですが・・・やはり悪戦苦闘(^^;)
何がうまくいかないかって、とにかくビアカップらしい「高さ」が出ないんですわ。
必要な量の土取りがきちんとできていなかったり、引き上げる時に底に厚みがかなり残ってしまったり。
乾燥したり素焼きしたりの縮み具合も計算できてなかったり・・・かなり大きく作らないとダメですね、これ。

カップの群れ~。_b0045281_149513.jpg
K三氏制作分。
手前のはホントに小さくて・・・湯呑にもならないかな(^^;)
いつもの信楽赤土や並漉以外に、赤土6号というかなり鉄分の多い土を最近好んで使っておりまして、焼き上がりの雰囲気はなかなか悪くないと思うんですが。

カップの群れ~。_b0045281_15576.jpgそしてこちらが、私めの制作分。
元々小さく作るクセがついてましたので・・・「もっと大きく!もっと高く!」と、今回まさに修行になっております(笑)
しかし・・・出来上がるのはやはり小さいカップばかりなのはなぜ~?orz

時期がすっかり終わってますが(^^;)、例のごとく「桜」モノも数点作ってみましたり。
オマケで覚書を下に。
 ↓ ↓ ↓
カップの群れ~。_b0045281_1174636.jpgカップの群れ~。_b0045281_119819.jpg
◆左)半磁器に例によってベルベット下絵具での絵付け。
カップの群れ~。_b0045281_10514438.jpgアップルレッドと白とライラックを混ぜてピンク色を作り(少し赤すぎ?もう少し薄くしたかったけど・・・)筆で叩くように塗った後、針で削って桜の模様を描きました。⇒
狙いは悪くなかったと思うけど・・・桜に見えない?(^^;)
あと、アクセントでつけた緑色の丸がかなりくすんだ発色に(;;)
説明書通り数度重ね塗りしてるんですが、ぼかし目的で絵の具を少し水で薄めたのが良くなかったのか?
◆右)土は信楽並漉で、絵付けは障子紙で作った桜の型をカップに貼り付け、陶試紅の入ったピンクの釉薬を全体に霧吹き、型を剥がしてから透明釉を上掛け。
ほんのりピンクにしたくて霧で吹いたんですが・・・薄すぎて桜の花のシルエットが全く目立たずorz
これまたアクセントにと筆で何となく置いた織部の点も流れて意味なし。
完全なる失敗作。中途半端に手間かけて・・・全く形になっておりません(;;)


カップの群れ~。_b0045281_244501.jpgで、「ビール用のカップ」という注文にやっと適いそうな作品が最近できてはきまして。⇒
高さはようやく10~12cm、容量にして180~200ml程度入ります。
左のK三氏のものは、信楽赤土に松灰霧吹き(中はジルコン白?)でかなりシブい仕上がり。
ただ難点は、ヤツがまるで陶芸を始めた初期の頃の作品の如く、何も入れてないのに重い事(笑)
そして右側の私めのは、今回かなりの自信作!!
土は赤土6号、ジルコン白と織部を部分的に重ねがけ。
鉄分の多い土のせいか、織部が薄かったのか発色がイマイチでしたが、釉薬をかけたところとかけ残したところのコントラストがイイ感じでまさに狙い通り!だったのです。
但し、残念な事に・・・奥の1個は底が完全にキレてまして(;;)
CLAYセンセが陶芸用の接着剤を埋めて使えるようにはしてくれたんですが・・・これは使えても家用だぁ。


と、いう訳で・・・すいませんね、まだまだお渡しできそうにありません(爆)
「修行」は続きそうです。
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