おきらく★きまぐれ★陶芸日記
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「緋襷」の謎解明!?
2005年 10月 08日 |
たまには、陶芸ブログらしく(笑)アカデミックな話題を・・・。


9/29の山陽新聞に、備前焼の「緋襷」発色の生成メカニズムが解明されたとの記事が載りました。
倉敷芸術科学大学と岡山大大学院の研究グループによる発表です。

備前土に稲藁を巻き付けて赤く発色させる「緋襷」。
元々は作品のくっつきを防止するための策から生まれたものが、現在は備前焼の代表的な文様の1つになりました。
古くから、備前土の鉄分と稲藁のアルカリが反応してできるものだと言われていましたが、こうして科学的にその生成過程が解明されたのは初めての様です。
果たして、そのメカニズムとは・・・?







1)焼成温度が1200度に達すると、稲藁と備前土の成分(カリウムと長石など)が反応して液状のガラスができる
2)ガラス液に土中の酸化アルミニウム粒子が溶け出す
3)焼成後の冷却過程で、同粒子に土中の酸化鉄が引き寄せられ、赤色顔料(ベンガラ)として結晶化する

以上の3段階で「緋襷」は生成されるのだとか。
また、冷却時間についても検証され、冷却速度がゆっくりの方が、酸化鉄の結晶がより大きくなり、より赤く発色するのだそうです。

記事はこちら ←期限付きの記事だと思うのでその内切れるかも・・・


焼き物の変化というのは自然に生まれるもので、謎も多いもの。
何でも科学的に解明されれば良いというものではないですが、備前焼の故郷・岡山ではこんな研究も行われているというのも面白いんではないかと思いました。
参考になりますでしょうか?
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